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【算数・数学が苦手な小学生・中学生必見!】伸びない勉強の仕方とその改善方法。

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  • 昔から算数・数学が苦手
  • 数字を見ただけで眠くなったり集中が切れる
  • なにがわかってないかも分からない


いろんな方の勉強についての悩みなどを聞いていると、上記のような算数・数学が苦手という方がとても多かったです。

しかし、お話を聞いている中で数学が苦手なのは生まれ持った才能などではなく、その勉強の仕方に多くの原因があるように感じました。

そこで、算数・数学が苦手な人の特徴や勉強の仕方と、それの改善方法についてお話をしていきたいと思います。

 

算数・数学が苦手な人の特徴・勉強の仕方


算数や数学が苦手な人に話を聞いてみると、多くの場合がそのやり方に原因があるように感じました。話を聞くと

たに先生「数学の問題集一通り解いた後どうしてるの?」
数学苦手な子「丸つけしてる」
たに先生「いいね、丸つけ大事だよね。その後は?」
数学苦手な子「いや、特に。」
たに先生「え!?なんて?」
数学苦手な子「特になんもやってない」
たに先生「……そかーー…。」

いや、そりゃどう考えても伸びないだろ!!

って心の中でいつもめっちゃ突っ込んでますが声には出さないようにしています(笑)


丸つけをした後は、相当出来のいい子でない限り、必ず間違いが出てくるはずです。数学が伸びない子というのはただ丸つけをしただけで終わりにしてしまう子が多いのです。こうしてしまう理由に多いのが、

  • テスト前の課題提出のためにとりあえず終わらせた
  • 解説読んでも分からない(理解する気がない)


というのがよく挙げられます。とりあえず終わらせないといけないから終わらせ、理解しようとするのが面倒くさいから解説を読み込まないで、そのままにしてしまっているんです。

これでは、ただ自分ができるところだけを解答して、答えを見てただ合ってたか合ってなかったかの結果を見ているだけで、間違えた原因をなにも解決できていません。

算数・数学の勉強は丸つけをして、間違いを発見したところからが勉強の始まりなのです。その手前で終わらせてしまうなんてもったいなすぎる。


算数・数学を伸ばすための改善策と勉強方法 

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学問に王道なし


まず1つ、これを読んでいるみなさんによくよく理解しておいていただきたいのが「学問に王道はない」ということです。どういうことかというと、どんなに素晴らしい先生に教えてもらおうと、どんなに作り込まれた参考書で勉強しようと、やはり自分で覚悟を決めて継続的に勉強しない子に改善などあり得ません

これは紛れもない事実です。

これはなにも数学や他の教科に限らず、社会に出てからも言える世の中の常です。社会に出たら周りは学校のように丁寧にフォローして教えてくれようなんて絶対にしてくれません。自分で学ぶ力がない人、成長しようとしない人は生き残っていけません。


みなさん学生が勉強する理由というのは、単に知識をつけるためではなく、そういった自分で学ぶ力を養うためなのです。これはサラリーマンであろうが独立して働こうが、どちらにしても必ず必要な力であり、今勉強しているのはそのためのトレーニングなのです。

その覚悟なしに成績を伸ばすことは不可能だと考えてください。この心構えを持つことが何よりも大切な改善策です。全ては自分のためであって、誰のためでもありません。人間は生きているうちにいつか必ず踏ん張って頑張らなきゃいけない時が訪れます。


いざ頑張らなきゃいけない時にその力がない人は、残酷かもしれませんが、よりよく生きてはいけないでしょう。たかが勉強かもしれませんが、無駄なことなどなにもなく、あなたの生き方に全てつながってきますので、ここまで読んで何かを感じた方はぜひ行動に移して欲しいです。

そこまで言われても、行動に移す人は全体の10%もいないと思うので、今机に向かったあなたは他の人たちよりも一歩リードしています。そのまま振り切ってしまいましょう。なにも変えることができなかったあなたは、残念ながらずっとそのままです。今日できない人が明日できるはずもありません。


伸びる数学の勉強方法


話が脱線してしまいました。算数・数学の成績の上げ方ですが、今述べた心構えさえ持てればやり方はものすごくシンプルです。丸付けをし、間違えたところを再び考えて、1〜2分考えてもやっぱり考えが浮かばない時は、すぐに解説を見てしまいます

考えても答えが出てこないものは、じっくり考えても答えは出てこなので、早々に見切りをつけて理解することに努めます。

そして大切なのはここからで、最終的な解はそこまで大事ではなく、その解を導くまでのプロセス(過程)を理解するのがなによりも重要です。

「この数字はどの部分の数字のことを言っているのか」
「この解き方に似た問題を過去にやっていなかったか」
「どうしてその公式を使うのか」
「この公式の意味ってそもそもなんなのか」

そういった、結果(答え・解)に至るまでのプロセス(計算過程)の根本的な部分を理解しようとするのがとても大切です。


この勉強の仕方は最初はとても時間がかかります。ただ、このように根本的な部分から理解していた方がそのあとの成長スピードは歴然たる差が生まれてきます。

数学は暗記ではなく理解ですので、その理解のレベルが深ければ深いほどいくらでも応用がききます。大変で目を背けたくなる気持ちはわかりますが、数学を改善していく上で、それは避けては通れません。


勉強嫌いの強い味方

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とは言うものの、いくら解説があるとはいえ、やはり一人だけでは気持ちが折れることもあるでしょうし、理解しきれない解説部分もあるかと思います。そういう時に家庭教師がとても有効なのです。

僕は6年間家庭教師をやっていたのですが、家庭教師の大切な役割は大きく2つあると考えていて、それは

  1. 理解を促す
  2. モチベーションを維持してあげる

という点です。

教えるだけだったら、先程言ったように、答えは本の中に書いてあるので、教えることだけが重要ではありません。「こう考えてみたらどう?」と促したりしてみることで、考える力を養わせたり、「よくがんばってるね!」「いつもえらいね!」と勉強に対する姿勢・在り方を褒めてもらうことで、モチベーションの維持を図ったりしています。

強い心構えを持つきっかけだったり、それを維持するのは一人だと難しいものです。勉強はどう教えてもらうかよりも、誰に教えてもらうかが非常に重要だと思います。

今まで勉強することにおいて、家庭教師という選択肢がなかった方は、一度視野に入れてみてもいいかもしれません。家庭教師会社の比較・まとめ記事を紹介しておきますので、よかったら見てみてください。みんなが算数・数学が得意になりますように!!