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たに先生のカテキョブログ

家庭教師のことがよくわかるブログ

【暗記の勉強の仕方がわからない】成績が伸びる小学生・中学生の共通点や勉強法と、親や大人の在り方

家庭教師 勉強方法

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  • 成績がなかなか上がらない
  • どんな勉強方法が合うのかわからない

こういう悩みを抱えている小学生や中学生、また、その親御さんは多いかと思います。家庭教師紹介の営業をしている中でそういった声を聞くことが本当に多かったです。そこで家庭教師歴6年、家庭教師紹介営業歴2年の経験のなかで、伸びていた子の共通点や勉強方法を紹介していきたいと思います。

どういう子が成績が良いのか

いろんな生徒を見てきて、最終的にどういった子が成績が伸びていったかと言うと、結論から言ってしまえば、自分でしっかり勉強する習慣があるという点に限ります。残酷かもしれませんが、これは紛れもない事実です。これは一体なぜかというと脳の仕組みから考えても当然の話なのです。

人間の脳の記憶力というのは記憶したものを24時間経つと80〜90%忘れてしまう仕組みになっています。これは、見たもの・聞いたものの全てを記憶してしまうと、脳内の情報がパンクしてしまうため、あえて忘れるようになった人間の進化の結果です。

そのため、勉強においてなにが重要なのかというと圧倒的に復習です。それも一度だけでなく、毎日の復習が大事です。学校や塾、家庭教師の先生から素晴らしくわかりやすい授業を受けてその時はかなり深く理解できていたつもりでも、1日も経てば先生が言っていたことの80〜90%を忘れているのが人間の脳みそなのです。

しかし、逆を言えば1日経っても10〜20%は覚えているんです。その10〜20%を授業を受けた後に必ず復習をすることで定着させ、それを毎日継続することでしっかりと自分のなかに腹落ちさせるのです。本を読んだり授業を受けるだけでは頭は良くなりません。

いつでも脳内の引き出しから引っ張り出せるように整理しておく必要があるため、毎日少しでも勉強をする習慣がある子が成績がいいのです。

親の在り方

これを読んでいる親御さんで、お子さんの成績が芳しくないと感じている方で「この子は元々頭の悪い子だから」と思ったりしてませんか?僕がいろんな生徒を見てきて思うのが、子供の成績の良し悪しは親が大きく関係しています。

どういう親御さんが子供の成績に悪影響を与えてるかというと

  • 「勉強しろ」と頻繁に言う
  • 成績で怒ったり褒めたり、勉強に対する姿勢を見てない
  • 基本褒めない

という特徴を持った親御さんのお子さんは、統計的に成績が良くありませんでした。
一方で、成績がいいお子さんを持つ親御さんは

  • 「勉強しろ」と言わない
  • 点数ではなく、勉強している”姿勢”を褒める
  • 親も何かを学ぼうとする姿勢が強い

といった特徴があり、基本的に子供や自分自身に対しても在り方がポジティブな親御さんが多かったです。子供は親の言ったことのほとんどを覚えてなく、なにが伝わっているかというと、その在り方です。親の在り方で「自分のことを信じてくれている」というのが伝わると子供は安心して、自分で勉強するようになります。

だからと言ってこれを読んでいて成績が伸び悩んでる学生さん、その責任を親のせいにしちゃダメだからね。親にそう言わせてるのは紛れもなく自分自身のせいであるということは忘れないように。 

成績が伸びない子の特徴

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いろんな方の勉強の悩みを聞いていると「暗記ができない・苦手」という相談を受けることがとても多いです。僕が感じた、暗記が苦手な子に多い特徴が

  1. 暗記する範囲を一周しかしていない
  2. 自分がなにを覚えていないか把握してない
  3. できるところも重複して無駄に暗記している

といったところです。

1、暗記を一周しかしていない

先述したように、人間の脳みそは24時間経つと記憶したことの80%を忘れてしまいます。そのため、脳の構造的に、相当特殊的に暗記ができる人以外は1回読んだくらいで覚えられるわけがないんです。 

例えば、自分の名前って忘れませんよね?あれはなんでかというと、自分で名前を言ったり、書いたり、呼ばれたりなど、自分の名前に触れる機会が必ず1日に一度くらいはあるかと思います。そのため、完全に忘却する前にまた思い出されるので、自分の名前は名前は忘れないんです。

暗記もこれと同じことをしてあげればいいんです。つまり、一度覚える・触れるだけでなく、忘れる前にまた触れて、時間が経ってまたやって…を繰り返してあげることです。暗記に画期的な近道はありません。何周も何周もやっていくことで地道に知識を積み上げていくしかないです。

2、自分がなにを理解していないのか把握してない

これもあるあるです。勉強してるつもりだけど、自分がなにを理解していないのかが把握できていないパターンです。どういう子がこういう特徴に当てはまるかというと、ワークや問題集を開いてみて、解き終わって丸付けをした箇所で、わからないところがあったにもかかわらず答え合わせをして答えを写して丸にしてしまっている 、その結果ほとんど正解したことになっている子はその特徴に当てはまるかと思います。

勘違いして欲しくないのですが、自分で勉強している時に大事なのは「どこを間違えたか」をしっかり記録として残しておくこと、要するにバツマークを残しておくことです。それを残しておかないと、自分はなにを改善すべきで、どの部分は理解しているかの判断ができなくなり、結局広範囲を勉強することになり、浅く広い理解レベル学習になってしまいます。そのため、記録としてしっかりバツマークを残し、できていないところをピンポイントで潰していく勉強の仕方が効率的なのです。

3、できるところも重複して無駄に暗記している

先ほどの2と似た内容になりますが、これもどこを間違えたかを記録していないがために起こるよくないパターンです。成績はどうやったら上がるかというと、ものすごくシンプルですが、「できないことができるようになる」と点数は上がるのです。できることをいくら突き詰めて理解を深めても、その問題で取れる点数は決まっています。学問の理解を深めるのは勉強ではなく研究ですので、それは夏休みの自由研究や、大学に入ってからやることであって、成績をあげるためにすることではありません。
先述したように、できないことをしっかりあぶり出して潰し、できるものは無駄に深く学習するのは避けましょう。

おすすめの暗記の勉強方法

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今挙げた成績が成績が伸びな子の特徴を踏まえて、僕がオススメする暗記の勉強方法について紹介していきます。ちなみにこの方法は慶応大学を卒業されたオリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんも実践されていたとアメトーークでお話しされていたので信憑性は高いかと思います。

用意する道具としてはオレンジペン(もしくは赤ペン)赤シート(下敷きなど)です。これを使ってどうするかというと、まず最初に答えを見てもいいので、オレンジペンで正解を書いていきます。

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こんな感じです。ここまでが言わば準備の段階で、ここからが暗記の勉強の始まりです。このオレンジペンで書いた解答の上に赤シートをかぶせます。そうすると……

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赤シートを通してみると、オレンジの文字が消えて見えなくなります。これを利用して自分で何回もテストをするんです。

「まずは①こたえは…あ、『apple』だ!」
「その次は『いぬ』か……あ〜ちょっと思い出せないなぁ。(こたえを見て)あーそうだこうだった!」
「③の『みず』は簡単だ!『water』だ!合ってた!」
「④の『バナナ』は思い出せない…(こたえを見る)うーんそうだった〜」
みたいな感じで、とりあえず一周目は自分がなにをわかっていて、なにがわかっていないかを見極めるためにテストをしてみます。そしてわからなかった問題に、自分がわかるようにチェックなり印なり好きなスタンプなりの印をつけておきます。
そうすると(仮に5問わからなかったとします)

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こんな感じになります。そしたらこれで終わりにするのではなく、ここから2周目に入っていきます。勘の良い方ならわかるかと思いますが、2周目は全てをさっきのようにやる必要はありません。どこをやれば良いかわかりますか?

正解は、1周目に間違えたところ(✔️がついているところ)だけをやっていくのです。これは先述した3の理由の、「できているところを重複して学習する」のを避けるためです。2周目も先ほどと同じ要領でやっていき、合ってればスルー、間違えたら✔️をつけるを繰り返していきます。そうすると(3問わからなかったとします)

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こんな感じになり、✔️が二個つくところが出てきます。この要領でどんどんわからないところを減らしていき、最終的にわからない問題をなくしていきます。

しかし、自分にとってなぜか何回やっても覚えるのが苦手な単語や漢字、要するに✔️が異様にたくさんついてしまう問題も出てくると思います。その時はその✔️がつきまくってる問題だけを各ページから集めて、単語カードにまとめるのがオススメです。

そうすれば、まずそれを作成している時点でだいぶ印象に残り忘れづらくなるのと、その単語カードが自分にとって最大に難しい問題集であり、それさえ完璧にすれば怖いものはないのです。

ぼくはこの方法で中学3年の2学期末テストの勉強をし、理科、英語、技術家庭、美術、保健体育の5教科で100点満点を取りましたし、教え子でも平均点が30点以上アップした子もいます。

それくらい効率的で効果的な方法かと思いますので、あとはこれを実行するかしないかのみです。やったら間違いなく伸びますので、あとは皆さんのやる気次第。頑張ってくださいね。