- 勉強しないといけないけど集中が続かない
- 自分に合った勉強のやり方ってなんだろう
- 長時間勉強できる人ってどうやってるんだろう
勉強ってやらなきゃいけないとはわかっているけど、疲れちゃって長時間集中できないもんですよね。
ぼくが家庭教師をしていたり、家庭教師紹介の営業をやっていたときによく聞いた悩みの大半が「集中が30分と持たない…」ということでした。
ぼく自身も集中は長く続かない方で、ものすごく頑張って1時間持てばいい方でした。
しかし、集中に対する考え方と勉強のしかたをガラッと変えることで、勉強効率が飛躍的に上がったので、そのお話をしたいと思います。
なんで集中は続かないのか?
集中はなんで続かないのか?その理由は非常にシンプルで、脳が勉強することを拒んでいるからです。
そもそも勉強とはめんどくさいもので、無理やり知識を詰め込むのはどう考えても脳からすると嫌な刺激なのです。
そのため、集中が続かないというのは、勉強することが好きではない人からすると、そばアレルギーの人が頑張ってそばを食べようとしているようなものです。そりゃ当然続きません。
そもそも集中する必要があるのか?
学校の教育では、「勉強はきちんと座ってやりましょう」「姿勢を正して、静かにやりましょう」と教えられてきたはずです。
しかし考えてみてください。なんでそうする必要があるのでしょうか?本当にそのやり方で集中する必要ってあるんでしょうか?
ぼくが思うに、こういった学校の教育は
- 集団行動ができるようになったり協調性を生むため
- 先生が授業をしやすくなるため
という観点から指導されている勉強方法で、人間の脳の仕組みからするととても違和感のある勉強方法です。
勉強したくないのに、きちんと机に座って、姿勢を正して、長時間教科書と向き合うって、冷静に考えておかしくないですか?(笑)
勉強が好きな人ならそれで続くかと思いますが、どんな勉強方法が合うかなんて人それぞれです。
考え方を変えるべき
「ちゃんと机に座って勉強しなきゃいけないのに勉強できない自分なんて、勉強が向いてないんだ…」
と自己嫌悪に陥っている人は、勉強が向いていないのではなく、自分に合った勉強方法に出会ってないだけです。むしろそのやり方できちんとつくえに向かってられる人のほうが少数と思ってもらっていいです。
ぼくは先程言ったように集中できない人間だったので、思い切って発想を変えて集中しなくていいやと割り切りました。
そう決めて考え方と勉強のやり方を変えたところ、気持ちもラクになったし、成績も飛躍的に上がったので、以下では実際にぼくがやっていた勉強方法や、生徒に指導していた勉強方法についてお話していきます。
集中続かなくてもできる勉強方法
ちょこちょこ勉強法
「一日1時間勉強したい」と思っても、一度に1時間机に座るのはしんどいものです。だったら、一度にではなくて、10分の勉強を6回に分けてやればいいのです。
具体的には
- トイレに暗記したいものを貼っておく
- 電車の移動でちょこっと勉強する
- お風呂に入りながらプリントを読み込む
- ベッドに入って寝落ちするまでの間に単語を覚える
などをぼくはやっていました。こうすることで、短い時間でちょこちょこ勉強できるので集中もなにも、流れで勉強できます。
これのさらにいいところが、外からの刺激があるので記憶に残りやすいことです。机に座って勉強していると、教科書の中の世界しかないのでそれに没頭するしかないですが、なにかの流れの中で勉強すると、その刺激とセットとなって記憶に残りやすいのです。
「あ、これはお風呂入りながら覚えたやつだな」「これは歩いててあそこのレストランの近くにいたときに覚えたやつだな」など、記憶はなにかとセットにすると、関連付けて覚えられるので非常に強力になります。
このやり方にハマって事故にあったりするのだけは気をつけましょうね。
歩きながら勉強法
上述したちょこちょこ勉強法にも重なってくるのですが、人間は身体を動かしながら勉強するほうが脳が活性化されて学習効果が高いんです。
ぼくがやっていたのは、家の廊下に覚えたい歴史や理科の用語などを書いた紙を貼って、その廊下を何往復もしてブツブツ言いながら覚えていました。
これのいいところは、身体を動かしながらの勉強になるので「身体うごかしたーーい!」というモヤモヤを抱えながら勉強することがなくなります。
また、廊下などに貼っておけばそこを通る度に嫌でも目にするので勝手に勉強できることになります。
「勉強=辛いことをしなければいけない」みたいな固定概念を持ってる方もいますが、全くそんなことする必要ありません。楽しみながら勉強できるのが一番です。
ゴロゴロ勉強法
現代の子どもたちはみんなスマホに慣れ親しんでいます。お子さんをもつ親御さんの世代からすれば、全然ちがう感覚だと思うので、驚かれることもあるかと思いますが、現代っ子はとにかく電子デバイスとの親和性が高いです。
特にYou Yubeなどの動画サイトやアプロゲームをついつい長時間やってしまうなんていう子も多いのではないでしょうか?(ぼくも寝ながらよくYouTube観ています(笑))
だったら、子供と親和性の高いスマホやパソコンでゴロゴロしながら楽しんで勉強できたほうがいいかと思います。
ぼくが家庭教師の時から生徒によく勧めていたのがスタディサプリという、スマホでどこでも高品質の講師の授業が見れるサービスです。
驚くのがその料金で、なんと月額980円で見放題なんです。参考書一冊くらいの料金です(笑)。
このアプリをスマホに入れておけば、わざわざ机に座らなくて、ゴロゴロしながらでも高品質の授業が受けられます。
参考書もわざわざ買わないでダウンロードし放題ですし、今ならキャンペーンで1ヶ月無料でお試しができるので、ぜひ試してみてください。
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アニメでの勉強法
最近では本屋さんに行くと「マンガで分かる数学!」みたいなタイトルの面白い参考書も多く出ています。活字ばっかりだと読むのは疲れてしまうので、そういった自分が楽しむための工夫として好きなマンガを取り入れるのはとてもいいと思っていて、ぼくは大賛成です。
また、本だけにとどまらず、いまはネットでアニメーションストーリーに乗せて勉強できるサービスもあります。
一番のオススメはデキタスという、アニメーション通信教材です。
このようなアニメキャラクターが登場して、ストーリーに合わせながら勉強することができるので、飽きが来づらく、継続性が確保されやすいです。
小テストや学習記録もしっかりコンピューターで管理されているので、脳に定着させる仕組みや成長の記録もバッチリです。
料金も小学生なら3000円/月、中学生なら4000円/月で受けられて、塾や家庭教師で勉強するよりもはるかに安いです。
今ならキャンペーンで入会金が10000円かかるところが無料なので、アニメが好きな子なら今がチャンスです。
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誰かと競争する・引っ張ってもらう勉強法
人間は自分ひとりのために頑張ることは意外とできないもので、誰かのためだったり、誰かと競い合ったり引っ張られることでモチベーションが上がりやすいものです。
なので、クラスの友達などで、自分と同じかちょっとレベルの高い友達を見つけて、意図的に競争相手を作るのもおすすめです。
競争相手がいるほうが燃えるタイプの競争性が高い人はぜひやってみてください。
もしクラスにいいレベルの友達がいなかったり、競争は好きじゃないけど、引っ張ってくれたりペースを作ってくれると頑張れる!という方は、やはり家庭教師がおすすめです。
家庭教師の仕事はただ授業をするだけでなく、先生が来ない間にどういったペースで自主学習を進めていくかを計画立てていくことに注力しています。
そうすることで、自主学習の習慣がつき、学ぶ力が強くなり、学力・成績が上がるのです。つまるところ、自分ひとりで勉強できる人が最終的には最強なので、家庭教師はそうなるための位置づけとして依頼するのが一番利口だと思います。
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さいごに
いかがでしたでしょうか?勉強のやり方はなにも机に座ってやるだけはなくて、様々なやり方があります。
これを読んで興味をもった方法については、読んで終わりではなくて、ぜひ実践してみて、自分に最適な勉強方法を確立してもらいたいです。
がんばってください!!